熱男です🔥久喜提燈祭り2025終焉
2025年07月20日
みなさん、こんにちは。
久喜の夏を彩る「久喜提燈祭り(天王様)」――
2025年も無事に終了いたしました。
このブログでは、祭りの担い手の一人としての振り返りと、支えてくださった皆さまへの感謝を込めて、
今年の山車の様子や裏話を綴らせていただきます。
「今年も無事に終わったな」
そう思って一息つくと、どっと疲れが押し寄せる反面、心の奥にふわっと温かいものが残るんです。
昼間の豪華な人形山車、夜の幻想的な提燈山車、そして駅前でのぶっつけ――
一つひとつの瞬間に、関わるすべての人の想いが込められていました。
今年の人形山車も、見事でした。
町内の大人たちが集まって着付けをし、細かい装飾までチェックして、
いつものように「よろしくお願いします」と手を合わせて山車に向かう。
毎年のこととはいえ、それが当たり前じゃないことを、私たちはよく知っています。
だからこそ、準備のたびに初心に返るし、祭り本番では「見てくれる人の心に届いてほしい」と願いながら山車を引きます。
提燈山車の準備は、本当に地道な作業の連続。
一つ一つロウソクを灯し、灯りがちゃんとついているか確認してまわる。
この作業にかかる時間と気配りは、想像以上です。
でも、点灯した瞬間に広がる幻想的な世界を見たら、疲れなんて吹き飛ぶんですよね。
駅前でのぶっつけでは、どの町も本気モード。
提燈の揺れる山車が音に合わせて回転し、ギリギリまで接近するあの緊張感と一体感――
「ああ、これだよな」と、毎年思います。
今年は、若手メンバーの活躍が光りました。
山車の構造を学んだり、お囃子のリズムを先輩から教わったり、
自分の町の“山車文化”を体で覚えていく姿には、頼もしさを感じました。
トラブルがないわけではありません。
でも、何か起きてもすぐに「俺行くよ」「手伝うよ」って声が飛ぶ――
そんな信頼とチームワークが、この祭りの“裏の魅力”なんじゃないかと思います。
今年もたくさんの方々にご来場いただき、本当にありがとうございました。
見に来てくださる方がいるから、山車は動き続けられます。
「すごかった!」「また来年も来ます!」の一言が、私たちの最大のご褒美です。
提燈の灯りは消えても、
山車に込めた想いは、これからも町の中で生き続けていくはずです。
最後に|2026年も、久喜で会いましょう
次回の祭りに向けて、また準備は始まります。
新しい仲間を迎え入れながら、伝統を守り、進化させていく。
来年も、提燈の灯りの下で、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。そして、また来年。
